ルート配送の求人をみかけました。
転職を考えているんですが、
どんな感じなんでしょうか?
きついポイントなどあれば教えてほしいっす。
答えていきます。
- 【コカ・コーラ】だし
安定してるのかなあ? - 【コカ・コーラ】だし
まさかブラック企業ではないよね? - 夏は大変そう。実際にどうなんだろ?
[コカコーラのルート配送] には2種類の業務が存在します。
この記事では
みなさんが想像しているような
「自動販売機の補充業務」
の解説ではありません。
通称「降ろし配送」と言われる
店舗へのルート配送についての
解説記事になりますので
注意してくださいね。
2種類の業務が存在します。
・自動販売機の補充
・スーパーなどにケース単位で配達
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この記事ではこっちを解説
(求人サイトの仕事内容を必ず確認しましょう)
・コカコーラ配送がきつい5つの理由
✅扱う商品がとにかく重い
✅店舗によっては納品がマジきつい
✅入社して1年間はきつい
✅冬の給料はきつい
✅夏はマジきつい
・コカコーラのルート配送に
・「向いている人」
・「向いていない人」とは?
この業界に10年以上いました。
晒します!(笑)
コカコーラのルート配送業務の
きついポイントがわかります。
またあなたがこの仕事に
向いているかどうかも
わかると思いますので
参考にしてみてください。
ナワちゃん トラック運転手って楽なの? 楽する方法があるならおしえてほしい! この記事では このような疑問にお答えしていきます。 ・トラック運転手は慣れたら楽すぎます。 (慣れるまで3か月~6か月) […]
「知名度の高さNo.1」
「運送業界での利用率No.1」
「ドライバー採用に繋がる媒体No.1」
扱う商品がとにかく重くてきつい
みなさん御存知のとおり、
コカコーラのルート配送では
ジュースをお届けしています。
「ジュース」などの飲料系は運送業界では
つうしょう「水もの」と呼ばれ、
重いがゆえに敬遠されることが多い荷物なんです。
宅配のように「軽い荷物」のなかに
「水もの」が混じるのとはワケが違い、
100パーセント「水もの」で構成されているのが、
コカコーラ配送なんですよね。
慣れるまではすこしきついかもしれません。
店舗によっては納品がマジきつい!
みなさんは近所のスーパーやドラッグストアで
商品(ジュース)を納品している
コカコーラのお兄さんをみたことがありますか?
お店の台車に商品をボコスカボコスカ降ろして、
「ありがとうございまーす!」と去っていく。
もしこのような光景を見て、
「あれなら俺にもできそうだな。」と思って
この記事を読んでくださっているのなら、
すこし勘違いされているかもしれません。(笑)
それはなぜか!
じつはスーパー(台車)などへの納品は
業界用語で「置きポン」と言われ、
『楽さランキング』でいうと圧倒的一位なんです。
納品がきついところって
どんなところがあるんですか?
きつい第2位 倉庫に直積み「先入れ先出し納品」
「先入れ先出し」について
説明するね。
ジュースなどの食料品にはかならず「賞味期限」が存在します。
「賞味期限切れ」を出さないためにも
『先入れ先出し』を徹底しないといけません。
規模の小さな薬局などでは先入れ先出しが基本になっています。
入れ替え作業が結構きついのよ・・・
きつい第1位 階段を使って二階へ納品
栄えある「きついランキング」第1位は
階段を使っての2階以上への納品です。
例としては
- 二階が倉庫(エレベーターなし)
- エレベーターが使用禁止
- 階段を使った方が早い
10キロ越えの荷物を持って
階段を駆け上がるわけですから
そりゃあ、きついですよ‥ね(笑)
連休が取りにくい
みなさんによりよく理解して頂きたいので、
まずはコカ・コーラルート配送の
休日形態について説明させてください。
固定の休みは「日曜日」になります。
これがどう連休を取得しにくいかに
関係してくるのか?
固定休みである日曜日以外は
「土曜日」であろうと「祝日」であろうと
配達はかならずあります。
誰かがかならず稼働しなければならない
このシフト制で連休を取りたいのであれば、
メンバー間での相談が必要になってくるんです。
付け加えるならば
- 2連休までは取れるけど
3連休へのハードルが高い。 - 入社してまもない間は
連休を取りづらい。 - 「入学式」や「運動会」など
行事がメンバー間でかぶるときつい。
入社して1年間はきつい
そんなん当たり前だろ!
そう思われたあなた。
ちゃんとした理由があるんです。
新人はハズレルートをつかまされる可能性がある
さきほど店舗によって「きつさ」が違うんだよっていうことを説明させていただきました。
納品がきついとされる店舗がどのルートにも平均的に散らばってくれると何も問題はないんですが・・・。
どうしても固まってしまうんですよねー。
もし楽なルートに入れてもらえたらラッキーです。
冬の給料はきつい
コカコーラのルート配送業務では『コミッション手当』を採用しています。
・1ケース運べば〇円というふうに換算され、月ごとに計上される。
・荷物が溢れる「夏」では上司へのアピールにより荷物を獲得することは可能。
・逆に荷物がなくなる「冬」はどうすることもできない。
当然、荷物の量が増える「夏」は『コミッション手当』が増えます。
つまりもらえる給料は増えます。
ぼくが在籍した10年で
『コミッション手当』がいちばん少なかった月で8,000円でした。
いちばん多い月だと100,000円以上あった月もあります。
夏はマジきつい
コカコーラのルート配送ドライバーに向いている人
ここからはコカコーラ配送には
どんなひとが向いているかを考えていきましょう。
ぼく自身の経験もふまえ紹介していきますね。
屋外で仕事をしたい人
配送業全般にいえることですが、
一日のうち8割は屋外での業務になります。
夏は暑く、冬は寒いですが、
事務作業をふくむ屋内での作業に
ストレスを感じている人には向いているでしょう。
自分も工場勤務からこの業界へ転職してきました。
もう二度と屋内での仕事には戻れません。
ムキムキになりたい人
この仕事は「ムキムキになりたい人」には
大変おススメの職業だと言えるでしょう。
なぜなら毎日10キロのダンベルを
かついで走りまわっているようなものだからです。(笑)
ひとによっては給料をもらいながら
体も鍛えられるという
夢のような職業にかんじるかもしれません。(笑)
ちなみにですが、実際に働いていたメンバーは
みんな腕がムキムキでした。
- 体を鍛えたいひと
- 体を動かすことが好きなひと
にはとても向いていると思います。
平日に休みたい人
連休を取ることは難しいですが、
休みたい日を前もって申請すれば、
好きな日に休むことができます。
- 平日にしかないイベントに行きたい
- USJやディズニーなど空いている平日に行きたい
- 平日料金を活用し旅行に行きたい
また病気やケガなど
急に休まないといけないような状況でも
公休あつかいで休めるのが
シフト制の良さでもあります。
おしゃべりが好きな人
コカコーラの配送では
ジュースを運んで「ハイ!終了!」
ではありません。
そこには「得意先の店主」がいたり、
「飲料担当者」がいたりします。
コミュニケーションをとることは
業務をスムーズにおこなう上で
非常に大切になってきます。
人とおしゃべりすることが好きなかたは
この仕事にとても向いているでしょう。
ミスしたときに助けてくれます。
上司には内緒ですけどね♪
責任感がつよい人
営業所を出発したら完全に1人です。
配送中の責任は
全部自分にあるといっても過言ではありません。
たとえば得意先とのあいだには
いくつかルールがあります。
- 時間指定
- 決められた場所への駐車
- 決められた場所への納品です。
これらのルールはやぶると
最悪「クレーム」にもつながってしまいます。
決められたルールにもとづいて配送をおこなってくれる責任感の強いひとはお客さんや上司ともに評価されるでしょう。
向いていない人とは?
さきほど挙げさせてもらった「向いている人」
とはまったく逆のひとはもちろん、
これから挙げさせてもらう人も
正直向いていません。
イライラしやすくキレやすい人
イライラしやすくキレやすい人は
コカコーラのルート配送に向いていません。
なぜならほかの業者や得意先とケンカしたり、
最悪の場合イライラからくる心の乱れが
原因で事故をおこしかねないからです。
コーラのルート配送では
一日に20~30の店舗を回ります。
スムーズに回れるときはいいですが、
- トロトロ前を走る車
- ノロノロ降ろしている他業者
(納品場所に1台しか停車できない)
などイライラしてしまう要因が
ところどころに存在します。
また得意先にて
理不尽なことを言われることもたまにあります。
腹がたつこともありますが、ちょっとやそっとでイライラしたりキレてしまう人は向いていないと言えるでしょう。
マナーやモラルがない人
マナーやモラルがない人もコーラの配送には向いていません。
・急な割り込みや
車間距離を詰めすぎる
・迷惑駐車(人の家の前など)
コカコーラは「マナー」や「モラル」に対して非常にきびしいです。
一般常識を持ち合わせていない
「マナー」や「モラル」のない人は
コカコーラ配送に向いていないと言えるでしょう。
まとめ
今回はコカコーラルート配送のきついポイントについて解説しました。
・扱う商品がとにかく重い
・店舗によっては納品がマジきつい
・入社して1年間はきつい
・冬の給料はきつい
・夏はマジきつい
また、「向いている人」・「向いていない人」も挙げさせてもらいました。
・ムキムキになりたい人
・平日に休みたい人
・おしゃべりが好きな人
・責任感がつよい人
・マナーやモラルがない人