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運送業の研修期間(横乗り期間)はどれくらい?その間に知っておきたいことと聞いておきたいこと。

Twitterにてこんな質問を頂きました。

「運送会社に転職したんですが、横乗り期間は3日と言われました。これは適正なのでしょうか?」

新人ドライバーたけうち
新人ドライバーたけうち
先輩!
横乗りってどれくらいしてくれるんすか?
え!?1週間?そんなに短いんですか?
それはきついっすよー!
 
・運送業の横乗りって何?
・期間ってどれくらい?
・先輩へ聞いておくこととは?
・横乗り期間のときに意識しておくこと。
・横のり期間の注意点
 
 
ナワちゃん
このような疑問にお答えします。

またこの記事では
「入社して一人デビュー
 するまでの方」へに向けての
記事になりますので
どうぞよろしくお願い致します。

 
自己紹介
 
この記事を読むことで、
 
  • 横乗り期間中にしておくことがわかります。
  • 独り立ちがスムーズにできます。
  • 転職した会社がブラックかが判断できます。

 

横乗り期間【試用期間】は

会社側から試されている反面、

 

こちら側も

会社を判断する大事な期間でもあります

 

是非この横乗り期間を無駄なく過ごしましょう。

 

それでは本題に入ります。

横乗りとは?

トラック運転手

 
ナワちゃん
そもそも横乗りが
わからない方のために
軽く説明していくよ!
 
 

横乗りとは上司または先輩が助手席に乗り、

運転技術業務内容を指導することです。

 

新人ドライバーさんにとっては

とても大事な期間であり、

 

この間に聞けることは遠慮せずに

どんどん聞くようにしましょう。

 

 

またこの横乗り期間は

別名、試用期間とも呼ばれ

 

給与体系が【時給】であったり、

【社会保険】に加入できなかったりすることも

あるので必ず確認するようにしてくださいね。

 

 
ナワちゃん
のちほど詳しく解説していくね。
 
 

横乗りの目的とは?

 

  1. 運転指導

  2. コミュニケーション

 

 
ナワちゃん
順番に説明していくよー

運転指導

 

横乗りの真の目的は運転指導です。

 

これは僕の主観ですが、

トラック運転手にとっての最大のミッションは

「事故なく目的地にたどり着く事」

だと思っています。

 

 

積み方や降ろし方などの業務内容なんてのは

その場その場で人に聞いたら教えてくれます。

 

しかし事故ばかりはどうしようもできません。

 

自分自身で防ぐしかないのです。

 

 

横乗り中には「運転技術」はもちろんそうですが、

「プロとしての安全運転に対する意識」

なども指導されます。

 

 

コミュニケーション

 

まず運送業へ転職し、

右も左もわからない状態の自分に

運送業のイロハをおしえてくれるのが、

横乗りを担当してくれる先輩ドライバーです。

 

いわば「師匠」となる人です。

 

トラック運転手は職業柄 

個々で活躍されています。

 

いろんな人とコミュニケーションを取ろうと思っても、なかなかそうもいきません。

 

そんな中、一番 最初に深い仲になるのが

横乗りを担当してくれる

先輩ドライバーになります。

 

しかし「トラックの車内」という密室で

常に二人でいるわけですから、

 

気が合わないとどうしても

息がつまってしまいますよね・・・。

 

 
ナワちゃん
では横乗りを担当してくれる
先輩ドライバーと
気が合わなかったら
どうしたらいいのでしょう?(笑)

横乗りガチャに失敗したら?

 

昨今よく聞く言葉に

「親ガチャ」なるものがあります。

 

きびしい現実問題として

子供が親を選べないように、

 

新人ドライバーさんも

先輩ドライバーを選べません。

 

 

どういうことかというと、

メチャクチャ熱心に指導してくれるような

絵にもかいたような先輩ドライバーのかたが

横乗りを担当してくれることもあれば、

まったくその逆もありえるということです。

 

 

・常にスマホを触って何も教えてくれない。

・いちいち嫌味を言ってくる。

・理不尽にキレられる。

・そんな↑先輩がひと回りも年下
(*年下がダメなわけではありません)

 

 

そんな人間に横乗りをさせる会社も会社ですが、

この人手不足の運送業界、

致しかたない部分がどうしてもあります。

 

 

「せっかく転職できたのに!」

「給料・休日、ともに不満もないのに!」

「この助手席にすわってるおっさんさえいなかったら・・・。」

 

【横乗りガチャ】に失敗した人なら

誰しもがこう思うはずです。(笑)

 

そして横乗りしてもらっている先輩にキレてしまい、
最終的には会社を去っていってしまう
新人さんをぼくは何人も見て来ました。
 
かといって、新人が先輩へ指摘するのは
なかなか難しい話だと思います。
 
なぜなら先輩の方が
立場・会社への貢献度、ともに上だからです。
 
多少 理不尽なことを言われても
ガマンすることが大切になってきます。
 
 
ナワちゃん
そこで【横乗りガチャ】に
失敗し、理不尽な先輩に
キレてしまいそうなあなたへ、

せんえつながら
少しアドバイスを
お伝えしたいとおもいます。

 
  1. 「理不尽な先輩」のレッテルは
    同僚にもバレバレ。

    上司ではなく
    ほかの先輩ドライバーに相談しよう。

  2. 理不尽な先輩は
    人間的・スキル的にもたいしたことない。
    すぐ追い抜けます!

  3. 横乗り期間は長くても1~2か月です。
    それさえ耐えれば職業柄、
    自由が待っています。

 

運送業界の人間関係は、

ぼくの経験上、とてもいいように思います。

 

横乗りしてもらう理不尽な先輩が

すべてではないことを

心に留めておいてもらえると嬉しいです。

 

自分のため、家族のために、

退職してしまう原因がそんな先輩にならないよう、

僕は心よりお祈りしております。(笑)

 

 

 

横乗り期間ってどれくらい?

期間

 

横乗り期間は運送会社によってさまざまです。

 

ぼくが経験したことや

聞いた情報をまとめてみるとおおよその期間は、

 

  • 短くて3日
  • 長くても3か月

 

です。

 
ナワちゃん
ではどうして
横乗り期間にこんなにも
差が出てしまうのでしょう?
 
 
さすがに横乗り期間が3日は短すぎます。
(ですが実際に存在します。)
 
逆に独り立ちするのに3か月なんてのもあります。
 
・運転さえできれば完結するような
 超単純な業務内容

・逆に業務全体を覚えるのに
 3か月も要する膨大な業務内容

・会社の都合
(社会保険加入手続きなどに時間を要してしまうため)

 
丁寧に教えてもらうこと
は非常にありがたいですが、
 
横乗り期間(研修期間)が
長引くのはいちがいにいいとは言い切れません。
 
  • 先輩ドライバーに気を使いすぎて
    早く独りになりたい
  • 横乗り期間中はお金にならない
    (時給・正社員ではない場合が多い)

 

 
ナワちゃん
横乗り期間が短い場合は
それだけ単純な仕事ってこと。
そんなに心配することもないよ。
 

横乗り期間中に聞いておきたい3つのこと

さきほどもお伝えしましたが、

なにもわからない自分にいろいろ教えてくれるのが

横乗りを担当してくれる先輩ドライバーです。

 

逆に上司やセンター長などといった

言わば管理職の人に聞きづらい質問なども

横乗り先輩ドライバーになら

距離も近いため聞きやすいと思います。

 

また上司という立場上、

新人ドライバーのかたには

建前で話すことが多いと思います。

 

言いかえれば、現場のリアルを知るという意味でも

聞きたいことがあれば先輩ドライバーに聞くことを

是非ともおすすめします。

 

そこでここでは聞いておいた方がいいことを

簡単ではありますが、

基本的なことを3つほど紹介していきます。

携帯電話番号

 

携帯電話の番号は初日にでも

必ず聞くようにしましょう。

 

 
ナワちゃん
初日に電話番号を聞くとか
すこし図々しくないか?

そう思われるかもしれないけど
先輩からしたら意外に
嬉しいもんよ。((笑)

 

運送業は定時という概念があまりないため、

出発時間も人それぞれの場合が多いです。

 

「明日の出発時間、何時やったっけ?」

 

そんなとき、

連絡手段がないとメチャクチャ困ります。

 

できることなら出社初日にでも

電話番号を聞くようにしましょう。

 

社会保険加入

 

社会保険や厚生年金の加入などの話は

できたら面接時にすましておくことが

望ましいです。

 

もし確認できていないのであれば、

先輩に聞いてみるのがいいでしょう。

 

社会保険の加入をうやむやに先延ばしにされたり、

あまりにもブラック企業だと

 

社会保険が完備されていない会社も

実際に存在しているとのことです。

 

繰り返しになりますが

必ず確認するようにしてください。

 

事故や破損したときのペナルティ

 

決して起こしてはいけないのが事故です。

 

ですが毎日トラックを運転しているぼくたちは

大なり小なり

常に事故と隣り合わせなのは確かです。

 

そんな中、もし事故を起こした際に

どのようなペナルティが自分に課せられるのか

確認するようにしてください。

 

わかりやすく説明すると

修理にかかった費用を

すべて個人で負担しないといけないのか?

 

それともバチクソ怒られて

反省文をかかされてチャラになるのか?

 

また積み荷を破損したときの

ペナルティも聞いておいたほうがいいでしょう。

 

破損した責任が

すべてドライバーに降りかかってくるのであれば、

良い会社とはとてもじゃないですけど言えません。

 

 
ナワちゃん
ちなみにぼくの会社では
保険を使うような事故を
起こしてしまったら
次の給料から5万引かれて
終わりです。

商品を破損した場合は
少額なら会社が負担してくれます。

 
このように会社によってさまざまなので
確認するようにしましょう。
 

試用期間(研修期間)中に意識するのはこの2つでオッケーです

 

新人ドライバーたけうち
新人ドライバーたけうち
何から覚えていいかわからないっすー

どの業界でもそうですが、

転職したてのころは覚えることが多くて

頭がパンクしそうになりますよね。

 

トラック運転手のおもな仕事は【運転】です。

 

仕事を覚えることも大切ですが、

まず僕らがしなくてはいけないことは

運転技術を磨くことです。

 

入社してからの試用期間中は

とりあえず「トラックの運転」

全集中するようにしましょう。

 

トラックの大きさを意識する

トラックの大きさって
ひとことで言われても
そんなん見たらわかるやん・・
具体的に教えてほしいなあーー
新人ドライバーたけうち
新人ドライバーたけうち
 
ナワちゃん
チョーわかりやすく説明するよ
 
ここでいう「トラックの大きさ」とは
【車幅・長さ・高さのことを言います。
 
そのなかでとくに意識してほしいのが【高さ】になります。
 
それは最初にやらかしてしまう簡単な接触事故が
屋根などにトラックをぶつけてしまうような
「高さ」に関する事故だからです。
 
 
ナワちゃん
それはなぜか?
 

【トラックの高さ】をうっかりして

忘れてしまうからです。

また、日頃、乗用車を乗っている方なら
なおさら高さなんて気にしないと思います。

そんなときにうっかりして忘れてしまうのが
【高さ】なのです。

 
対策としてはめんどくさがらずトラックを降りて目視して確認するのが一番確実だから覚えておいてね。
 

 
ナワちゃん
では車幅と長さはどうなんだろう?
 
車幅と長さに関していうと
普段の運転で慣れることができます。
 
まとめると
  • 車幅・長さは目視とミラーで確認することができる。
  • 常に車幅と長さを意識して走行するので癖づく
  • 「高さ」を忘れがちになるので焦っているときほど「高さ」を意識する。
 

自分はプロなんだと意識する

 
ナワちゃん
ここでは少し上から目線に
なってしまうかもしれません。

気分を害さないようにして頂けたら幸いです。(笑)

車の運転をなりわいとされている方

全般に言えることですが、

 

ぼくらはトラックを運転して

お金を稼いでいるわけです。

 

すなわちプロのドライバーです。

 

「たかがトラックの運転手でしょ?」

と呆れられるかもしれませんが、

 

運転してお金を頂いている以上「プロ」なんです。

 

プロとしての自覚を持つようにしましょう。

 

新人ドライバーたけうち
新人ドライバーたけうち
じゃあプロとしての自覚を持つって
具体的にはどうしたらいいんですか?

ぼくが新人だった15年前に言われて、

今でも意識して実行しているのは

 

「ほかの人のお手本になる運転をする」

ということです。

 

  • 交通弱者である、歩行者を最優先する
  • 他車に道を譲る(余裕を持つ)
  • 逆に譲ってもらった際にはお礼をする
    (手を上げるやパッシングなど)

 

「自分は運転のプロなんだ。。」と

心のどこかに留めておくだけでも

運転に自信や余裕が生まれます。

 

 
ナワちゃん
運送業に転職した時点で
あなたは運転のプロです。

一緒に頑張りましょう!

 

まとめ

 

今回の記事では横乗り期間(研修期間)についていろいろ書いていきました。

  • 「横乗り」とは上司や先輩が助手席に乗って、運転などを指導してくれる研修期間です。
  • 横乗り期間は会社によってさまざまです。(短くて3日、長くて3か月)研修期間が短いほうが業務内容はシンプルである可能性大。
  • 研修期間中に先輩に聞いておいた方がいいこととは、
    ・社会保険への加入
    ・事故や荷物を破損したときの自分へ降りかかってくる責任など。
    ・携帯電話番号は初日に聞いておこう
  • 研修期間中に意識いることは
    ・トラックの大きさを意識する
    ・自分はプロなんだと意識する

 

横乗り期間(研修期間)とは

とても新人ドライバー、会社、双方にとって

とても大事な時期です。

 

少しでも皆様のお役に立てて頂けたら幸いです。

 

最後まで見ていただきありがとうございます。

 

以上、ナワちゃんでしたーー!